人気アパレルとのコラボハウスをわが家流にアレンジ
- Vol.40
- 家族構成:ご夫婦+お子様2人
- FREAK’S HOUSE
大分市東部の行政の中核都市
歴史と伝統のある鶴崎エリア
別府湾に注ぐ、大野川と乙津川によって形成された平野部に位置する鶴崎エリア。古くから海上交易の中心として発展し、その名残は鶴崎三大祭りなど伝統の催し物にもとどめています。大型商業施設へのアクセスも良く、他の市民センターに比べ機能が拡充された鶴崎市民行政センターがあるなど、暮らしやすい環境も整っています。
鶴崎で愛され続ける老舗洋菓子店
昭和13年創業の老舗洋菓子店。和風な屋号は、以前まんじゅう屋さんだったことに由来しています。現在は、東京の洋菓子店で修業した3代目が経営。鶴崎地域の人たちの思い出の味を、時代に合わせて改良しながら守り続けています。
令和になって再注目されているバタークリームケーキ。上質なバターを贅沢に使用したクリームは、口どけも良くコクも豊か。従来のもったりとした重さとは無縁です。繊細なデコレーションもバタークリームの特徴で、目でも楽しませてくれます。
鶴崎の三大祭りを冠した焼き菓子は、お土産にも最適。それぞれ「鶴崎踊」はオレンジケーキで、「二十三夜」はマドレーヌ、「けんかまつり」はアップルケーキです。鶴崎に縁のある偉人、坂本龍馬や勝海舟、吉岡妙林をモチーフにした焼き菓子もあります。
3代目オーナーの大澤弘さん。店内の商品を朝6時から一人で手作りしています。生菓子や焼き菓子はもちろん、夏はかき氷、冬はチョコレートまで制作。オーダーに合わせてキャラクターケーキも手掛けています。
焼き菓子などは手頃で購入しやすい価格ばかり。学校帰りの学生のおやつから、地域の人や企業による大量注文まで幅広く、多くの人に支持されています。受け継いできた味とクオリティーを落とさないよう、素材にはこだわり続けているそうです。
鶴崎に移転しても変わらぬ人気、行列な絶えない人気店
2017年に府内町でオープン。“旦那”の故郷である東北地方で日常的に食べられている中華そばを、大分の人にも知ってもらいたいと開業し、瞬く間に人気となったお店です。現在は“嫁”の実家であるJR鶴崎駅前の「ゆたか旅館」の一角で営業しています。
ベースとなる鶏と魚介のダブルスープは、スッキリとした味わい。東北から取り寄せた平打ち麺は、手もみすることで独特のモチモチ感が生まれ、不規則に縮れた麺にスープが良く絡みます。また大分の醤油を独自に配合することで、東北の味を再現しています。
「嫁のまかない飯」(写真奥)は、府内町にあった時からの人気商品。「高菜とメンマの二色丼」は移転後に生まれたメニューで、「ゆたか旅館」の名物である高菜漬けに、自家製のメンマと味玉の相性が抜群。いわば“嫁と父”の合作メニューです。
麺メニューは他に、白濁していない豚骨スープの「旦那の推しメン」も。脂質や塩分が多めで、味のインパクトが強い九州のラーメンとは違い、食材の特長を生かした優しい味わいで、連日訪れる常連客がいるのも納得です。従業員はすべて女性なので、女性一人でも家族連れでも気兼ねなく入店できます。
店内にはお店を題材に描かれたマンガや、従業員が描いたかわいいイラストなどがあり、注文待ちの時間も退屈しません。府内店の跡地にオープンした「嫁のあと」でも、「嫁の中華そば」と同じメニュー、同じ味が楽しめます。
洋菓子の店 ムサシヤ
住所 大分市南鶴崎3-1-4
TEL 097-527-2308
営業時間 10:00~19:00
定休日/月曜
嫁の中華そば
住所 大分市中鶴崎1-1-30 ゆたか旅館内
営業時間 11:00~14:00、
水・土曜 11:00~14:00/17:30~20:00
定休日/木、日曜