人気アパレルとのコラボハウスをわが家流にアレンジ
- Vol.40
- 家族構成:ご夫婦+お子様2人
- FREAK’S HOUSE
大分東部の人気エリアで食に密着したお店巡り
国道197号を挟んで左右に広がる鶴崎エリア。江戸時代は港町として栄えた歴史を持ち、現在海岸部は大分新産業都市の中核を担っています。JR鶴崎駅前の商店街にはレコード店や八百屋など昔ながらのお店も並び、皆春エリアには人気の飲食店も点在しています。
八百屋の枠を超えた、心と体が満たされる店
鶴崎の商店街で3代続く八百屋「ヤマジ」は、店主の山地悦生さんが奥さんの弘美さんと店を切り盛りしています。8年前から野菜の販売だけでなく、自家製のキムチや漬物など野菜の加工品や弁当、体に優しい調味料などの取り扱いを開始。木・土曜には、季節の野菜やフルーツを漬けた自家製の糠漬けが登場するなど、唯一無二の八百屋として話題を呼んでいます。
弘美さんが全て手作りする「808 831(ヤオヤ ヤサイ)弁当」は、メインから副菜まで全て野菜料理。この日は、ネギのソースがポイントの大根ステーキをメインに、ほうれん草とニンジンのナムルなど3品が付いて、野菜だけなのに食べ応えも十分。ご飯は竹田市の無農薬米を使用していて、添えられた自家製の奈良漬まで満足度の高いメニューです。
店内にずらりと並ぶのが、こだわりの調味料の数々。昔ながらの製法でじっくり醗酵させた無添加の醤油など、スーパーでは手に入りづらい商品ばかり。「私が実際に使って、良かったものだけを取り揃えています」と弘美さん。
店主の山地悦生さんがハンドドリップで淹れるコーヒー。ブラジル産やインドネシア産の生豆を「50℃洗い」し、焙煎した豆を使用しています。食品をおいしく保つ「50℃洗い」をすることで、雑味がなくまろやかな味わいに。提供は毎日14時~17時限定で、テイクアウトもできます。
木~土曜にはおばんざいの量り売りも行っており、5~6種類の野菜料理が並ぶので、気になる人はタッパーなどの容器を持参でどうぞ。冬には、無添加の練り物と平飼いの有精卵が入ったおでんも登場します。情報はインスタグラムやfacebookで確認を。
南大分で人気の中華料理を皆春でも
南大分で人気の中華料理店「彩」の姉妹店として、2022年6月にオープン。南大分店で人気の「毛沢東スペアリブ」や「大分にら豚餡かけ焼きそば」、「黒胡麻ちゃんぽん」など、同じメニューが味わえます。また、皆春店限定で「彩自家製本格チーズケーキ」も登場。こだわりのクリームチーズを使用し、濃厚なチーズの風味が楽しめると話題です。
土・日曜もオーダーできる「日替わりランチ」はメインの2品が日替わりで、この日は「鶏の唐揚げユーリンチソース」と「プリプリエビのマヨネーズソース」。実は、メニューにない料理がメインで登場することもあるとか。ごはんの大盛りは無料で、スープはお代わりもできます。
リピーター率No.1は、ビジュアルも個性的な「毛沢東スペアリブ」。低温で揚げたスペアリブはジューシーで、クミンや唐辛子などの香辛料と、フライドオニオンとパン粉をブレンドしたスパイスパウダーをまとっています。ザクザクとした食感とスパイスの風味で、クセになる味わいです。
現在はオーナーの河野達郎さんが皆春店で腕を振います。60種類以上の定番メニューのほか黒板メニューも豊富で、冬の時期には広島産の大粒のカキを使ったものなど、季節限定メニューが並びます。子ども向けメニューもあるのも、ファミリー使いにもありがたいですね。
店内はテーブル席のほか、カウンターや座敷などもあり、最大20名までのグループ利用も可能です。昼間はランチメニューを、夜は紹興酒などのお酒とともに、本格中華が味わえます。中華幕の内弁当などのテイクアウトメニューも評判です。