灼熱の暑さの中、食欲をそそるスパイスの匂い。そんな匂いに連れられてやってきたのが別府市にあるベトナム料理店「クーポノス」さん。
瓦屋根と青い看板が特徴的な外観は昭和レトロな雰囲気が漂い、どこか懐かしさを感じます。

店内は、ビビットなアクセントクロスが印象的で、至るところにベトナムの雑貨や食品が飾られていました。
涼しい風を運んでくれるレトロな扇風機がまたもや懐かしい心をくすぶります。

今回注文したのは、定番人気の「チキンフォーセット」と土日限定の「ブンカリーのランチセット」。
チキンフォーは、定番ということもあり絶品！熱い夏にもぴったり。するすると口の中に入っていきます。
味変にレモンをかけたら口の中がスッキリ爽やかさ倍増。食欲も倍増しちゃいます。

ブンカリーは、ベトナムココナッツチキンカレーのスパイスにブン(米粉の細い麺)とたっぷりのお野菜が特徴。
野菜の甘さがスパイスと混ざり合って、「これまたおいしい〜！」ブンカリーは、麺かライスを選べますよ！野菜不足の方には嬉しい一品です(笑)

そして、ベトナムといえば生春巻き！お腹いっぱいでも、ペロっといけちゃう美味しさです。

食後のセットドリンクはベトナムコーヒー・チャイを注文。

ブラックか練乳入りを選べるのが嬉しいベトナムコーヒー(右側)
今回は練乳入りをオーダーしました！
コーヒーと練乳という、初めまして組み合わせでしたが、お味はほんのり甘めでコーヒーが苦手な人もいけちゃうかも。

牛乳と紅茶とスパイスを煮込んだ飲み物チャイ(左側)
シナモンの香りに近く、ミルクティーのまろやかさのなかにスパイスのピリっとした感じが甘さを引き立てます。

クーポノスは、店長のベトナム人フックさんが2〜3年前APUの学生で通っていた時に「何かしたい」と考え、ベトナム料理のお店をオープン。

店の内装も自分達でDIYして作り上げたそうです。
そこから卒業時に就職して故郷へ帰るかそのままお店を続けるのか悩んだ末お客様から「やめないでほしい」という熱烈なアプローチもあり続けることを決心。

今では、地元の人以外にもたくさんの方が足を運んでくれるそう。
私達が取材している間にも、常連の方をはじめ、初めてのお客様など次から次へお客様が来店。
年齢層も幅広く、色んな方々に愛されるベトナム料理屋さんなんだなぁと感じました。
ちょっぴり汗をかきながら食べる本格的なベトナム料理は夏のスタミナもつく最高の味でした。