人気アパレルとのコラボハウスをわが家流にアレンジ
- Vol.40
- 家族構成:ご夫婦+お子様2人
- FREAK’S HOUSE
現代のライフスタイルで楽しむ
新しい和の暮らし
「NIHON NOIE PROJECT by SOU・SOU」は、“現代の和”の暮らしを体現する「あたらしくて、なつかしい日本の家」がコンセプト。古きよき日本を思わせるデザインに、今のライフスタイルに合う柔軟な視点を盛り込んだ、どこか懐かしく心地のよい“和”の空間を感じることができる。
入り口に掛けられた「SOU・SOU」の暖簾をくぐり、石畳の通り庭の先にある玄関。床の表面には道具の痕跡を残す名栗加工を施した床材を使用している。玄関に入ると、左手には居間、右手には和室があり直接行き来できる。
造作のソファやクッションのファブリックや玄関、食堂ののれん、家屋の各所に用いられた「SOU・SOU」のテキスタイル。和の空間と馴染もよく、インテリアのアクセントに。
キッチンスペースは古くから日本家屋で親しまれている通り土間で、外との段差もなく、玄関、通り庭へとつながっている。食堂から居間への段差はそのままダイニングチェアとしても利用でき、料理をしながら室内や外とも交流できる。
大屋根の梁を活かし、低めに設計された2階フロア。仕切りがなく、寝室やワークスペースなどライフスタイルに合わせて活用できる。床は音の出にくいカーペット敷きで、寝室の小窓はあえて光を採りすぎない設計だ。
2階に設けられた長い作業台は、ワークスペースとしてはもちろん、勉強やメイクなどさまざまな用途に使える。吹き抜けに面していて食堂が見えるので、2階にいながら家族の気配を感じることができる。
入り口から玄関、食堂へと続く石畳の通り庭の上に広がる大屋根。風情のある梁が印象的で、天窓からは昼間は青空が、夜は星空を眺めることができる。低い軒が外と中を区切りつつも、人や風の往来を遮断しすぎないのが特徴だ。
土間を介することで離れのような雰囲気の、床の間のある和室。掛け軸の代わりに飾った「SOU・SOU」のテキスタイルを用いたファブリックパネルは、季節に合わせて掛け替え可能。4種の柄が楽しめる。
全体を直線的なフォルムでまとめたスタイリッシュな洗面スペース。収納もできる三面鏡の洗面台は、「ベツダイ」のオリジナルブランド「オリマテ」を使用している。トイレは和の家らしい引き戸スタイルで、壁紙も「SOU・SOU」オリジナル。