人気アパレルとのコラボハウスをわが家流にアレンジ
- Vol.40
- 家族構成:ご夫婦+お子様2人
- FREAK’S HOUSE
FREAK'S HOUSEは、「好き」と「らしさ」をまっすぐに受け止めてくれる家だ。
ラフな外観、遊び心のある間取り、そして住まい手の感性を受け止めてくれる“余白”のある空間。誰かと同じじゃなくていい。ここでは、家族と、仲間と、心地よいつながりを育みながら、日々の暮らしにワクワクをもたらしてくれる。
そんな住まいに音楽が加わると?
毎日がもっと自分らしく、もっと豊かに響きはじめる。さあ、この家で“音楽と暮らす日常”を少しのぞいてみよう。
音楽が寄り添う、自由な空間。
この家のなかでも、“らしさ”を象徴しているのが、2階のフリースペース。壁に仕切られず、ルールも決められていないからこそ、趣味部屋にも、ワークスペースにも、どんなスタイルにもフィットする。
この空間を“音楽と暮らす部屋”として楽しむスタイルは、「自分らしさを大切にしたい」という想いと重なっている。お気に入りのレコードを並べたり、気分に合わせてプレイリストを変えたり、アートや思い入れのあるモノを飾ったり…。自分のテンポで気ままにアレンジできる、その自由度の高さが最大の魅力だ。
街のレコードショップで出会ったばかりの一枚を手に帰宅し、プレイヤーの針をそっと落とす。少しざらついたイントロが流れ出した瞬間、部屋中の空気がふわっとやわらいだ。ここでは、音楽は“聴く”だけの存在ではなく、“暮らしに混ざり合う”存在になる。ソファに体を預ければ、そこが自分だけのステージに。
音楽は、この家にとって欠かせない“日常の一部”。
特別なことをしなくても、いつもの暮らしに好きな音が流れているだけで、心が整う。「今日はこのレコードを聴こう」と選ぶ時間すら、暮らしのリズムになる。ここでの暮らしは、肩の力を抜いて、自分のペースで過ごせる日々そのものだ。
暮らしのハーモニーが、家中に広がる。
ダイニングでは家族が、自然と音に耳を傾けながらくつろいでいる。
このフリースペースには仕切りがない。だからこそ、音も気配も、家中にやわらかく広がっていく。誰かが奏でたテンポが、家族の日常にやさしく重なっていく。
ひと息ついたところで、ほんの少しコーヒーブレイクを。1階のキッチンで丁寧にドリップしたコーヒーをカップに注ぐ。庇(ひさし)のあるカウンターは、まるでショップのような雰囲気を演出し、よくあるキッチンとはひと味違う特別な空間。ダイニング、リビングまで視線が抜け、料理をしながらでも家族の様子が感じられる。立ちのぼる湯気と香りに包まれながら、ふと耳を澄ませば、階上からふんわりとレコードの音が降りてきた。
仕切りの少ない、この“開かれた暮らし”は、“開かれた暮らし”は、音楽との相性も抜群。家族それぞれが自由に過ごしながらも、どこかで自然につながっている。音も、気配も、さりげなく共鳴する。この住まいならではの特別さが、そこにある。
自分らしいテンポで暮らしを紡ぐ
この家は、自分の「好き」を大切にしながら、肩の力を抜いて、自分たちだけのテンポで暮らせる場所。何気ない日常に、そのメロディがそっと寄り添ってくれるだけで、暮らしはもっと豊かに、もっと自分らしく響きはじめる。
家族がそれぞれの場所で、好きなことをして過ごしていても、音楽でつながっている——
そんな感覚が、この家ならではのぬくもりなのかもしれない。自分らしく、気ままに、心地よく。誰とも似ていないリズムで奏でる、わたしたちだけのセッションが、今日もゆっくりと始まっていく。
text / Megumi Yasuda
photo /Sana Kondo
stylist(green)/ @greenlab.oita
model / @lodgekiyokawa
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