人気アパレルとのコラボハウスをわが家流にアレンジ
- Vol.40
- 家族構成:ご夫婦+お子様2人
- FREAK’S HOUSE
無駄を削ぎ落とし、洗練されたベーシックな家「ZERO-CUBE」に、北欧のインテリアブランド「HAY」のカラフルで個性的な家具や雑貨をプラスしたらどんな住宅になるのだろう?どんな暮らしが待っているのだろう?さらに、好きなモノや趣味で彩りを加えた住まいを覗いてみると、温かくて豊かなライフスタイルが広がっていた。
カラフルなアイテムで暮らしに彩りを
色とりどりの大きなブーケを持った奥さんが帰宅すると、笑顔で出迎えるご主人。
アースカラーのクロスにHAYのビビットなトートバッグがよく映える。
広々とした玄関は、好きなアイテムを飾ったり、荷物を置いたり…フレキシブルに使えるのも嬉しい。
週末の朝は、花屋で美しい花を見つけるのが楽しみのひとつ。広々としたキッチンで、ブーケをほどいて花瓶に生ける。丁寧にディスプレイされた花たちは、シンプルな空間に温もりと彩りを添え、暮らしに華やかさをもたらしてくれる。
花を愛で、穏やかな1日の始まりを感じながら、朝食の準備をするのが週末の朝のルーティーン。朝食は、生活空間に自然と馴染むHAYのダイニングテーブルで。暮らしをデザインする「HAY」の家具もセットになるのもこの住まいの魅力のひとつ。
“好き”を散りばめれば、住まいが小さなギャラリーに
リビングからシームレスにつながる階段、大きな吹き抜けによって空間に一体感が生まれるZERO-CUBE。大きな窓からは明るい陽光が差し込み、空間全体を明るく照らす。
愛機のライカで撮影した思い出の数々を階段に飾れば、まるでLDK全体がアートギャラリーのような空間へ。スチール階段を採用していることもあり、リビングでくつろぎながらふと視線を上げれば、そこには2人の軌跡が。写真に込められた思い出が自然と蘇ってくる。
リビングで窓から差し込む温かな日差しを浴びながらコーヒーを片手に、プロポーズのとき、結婚式、お気に入りのカフェでの一コマ、レンズを通して覗いた世界を語り合う。写真に収められた笑顔は、まるで昨日の出来事のように鮮やかで、2人の心を温かく包み込む。
まるで空間の一部であるかのように、LDKに溶け込むHAYのソファは、長時間座っていても変わらない快適さが魅力。ゆったりと身を委ねて写真を眺めていると時間を忘れてしまうこともしばしば。そして、HAYの家具や雑貨に囲まれたZERO-CUBEで過ごす穏やかなひとときが、2人の絆を深めていく。
シンプルさの中に、豊かな時間が流れる空間
普遍的な美しさを追求したシンプルな家・ZERO-CUBEの中に、HAYのカラフルなインテリアを入れ込み自分の”好きなモノ”を詰め込めば、暮らしに彩りと個性が生まれる。そこは、もはや単なる住まいではなく、自分たちだけの物語が紡がれていく場所になる。何気ない瞬間の中で、小さな幸せが積み重なり、毎日がより豊かで特別な時間へと変わっていく。
text/ Megumi Yasuda
photo/ Tomoyuki Kado
model/ 44mag76・__ka76g