テーマカラーにイエローとグリーンを配し、家具は木の温もりを感じつつ、アイアンの脚やラタンなど質感の異なるものを取り入れることで、憧れの北欧スタイルに。馴染みのよい現代のアイテムも上手く取り入れつつ、ポイントでヴィンテージを効かせるコーディネートスタイルだ。

脚がアイアンタイプの木製ダイニングテーブルには、ブラウン×ブラックの同系色で、背もたれのデザインが異なる２種類のチェアを交互に組み合わせて。テーブルコーディネートにイエローやグリーンを使うことで明るい雰囲気に。

リビングのテレビボードの脚もアイアンなので、ディスプレーする額装もブラックをチョイス。掃き出し窓のカーテンにライトグレーを使っているので、花瓶やソファのクッションにもグレーを取り入れて明るさをプラスしている。

リビングのアイテムには、北欧デザインを得意とするメーカーの三人掛けソファとローテーブル、マットを選んで統一感を演出。存在感のあるチャコールグレーのソファが、部屋全体のカラーバランスを引き締めている。

プロジェクターを設置した和室には、畳の上にじゅうたんを敷き、北欧風の家具やクッションを並べて。毛糸のカバーのビッグクッションは質感もよく、オットマンとしても使える。ラタンのガラステーブルも雰囲気を高めている。

メインベッドルームのイメージカラーは、優しい色合いのグリーン×グレー。モスグリーンのベッドスプレットは温かみのあるウール素材で、ベッドの脚のアイアンに合わせ、フロアスタンドもアイアン製のものを採用している。

ダイニングテーブルが華やぐグリーンのコーディネートには、ヴィンテージアイテムとも合わせやすい長崎県・波佐見焼の食器がおすすめ。北欧柄のナプキンや木製のカトラリーを合わせて、温かな食卓に。

ラタンチェアの脚にもアイアンが使われている。床にIKEAのムートンを敷くことで、見た目の温かさを演出。チェアの上に置いたミナ・ペルホネンのクッションカバーが、インテリアのアクセントにもなっている。

カップボードにテーマカラーのアイテムを並べてコーディネート。モスグリーンのトースターは人気のアラジン製で、最新家電なので機能性もよい。マスタードイエローのアラビアのアンティークティーポットと並べても違和感がない。